最良のストライド(6)

パソコン・スマホ・クルマがモンダイだ

 

 座りっぱなしの毎日だと、どうしても前こごみの姿勢が続くため、からだにその癖が残ってしまう。わたしたちのほとんどは、一日の大半をすわって過ごしている。パソコン・スマホ・クルマを使うことはさけられないが、そのために走っているときにも姿勢が丸くなりがちで、フォームにも影響が出てパフォーマンスが下がりがちだ。

 

 そこでからだをアップライトに保つ練習をしよう。

 

 たとえばこんな感じだ。肘を前へ持っていくのではなく、後ろに引くのだ。

 せなかの後ろに棒を通し、両側で肘の前に棒をひっかける。この格好で走る。

 

 これはいい方法なのだが、嫌がるランナーも多い。そういうとき、捨ててもいいようなTシャツを一枚余計に着てみよう。Tシャツを脱ぐときのように両肩の上までTシャツを引き上げて、頭だけTシャツからはずし、腕に通したままのシャツを頭の後ろに持っていく。そのまま腕をおろせばTシャツが肩を後ろに引いた状態になるから、その恰好で走る練習をしよう。

同じようにラバーバンドを使ってもよい。

肩をやわらかくするストレッチはこんな感じだ。

ストレッチポールを利用すればこんな感じ。

 さて、走っているときの姿勢は?歩く時と同じ、頭が体の上に乗って、目線は下を向かないこと。アップライトな姿勢で走るのだ。頭が前に出ると、くびに負担がかかり、胸が押さえつけられて息が浅くなり、骨盤が回りづらくなる。一言なら「ラン、トール(run tall)」※だ。

 

 (※日本語で言うなら腰高のフォームのことです)