玉川上水まで走りました

 

 松葉づえがとれてちょうど2ヶ月たち、今日は思い切って玉川上水駅まで走ってみました。

 

 4、5歳のころ、西武国分寺線のたかの台駅(練馬高野台ではありません)のそばに住んでいました。近くの玉川上水を父親とよく散歩しました。抱きかかえられて、橋の上から水の流れを眺めたのを思い出します。

 

 その後立川市に引っ越しましたが、やはり玉川上水沿いで、今回の目的地の玉川上水駅のそばには、わたしが卒業した中学校があります。

 

 そんなわけで、玉川上水駅までのジョギングをすると、いろいろなことを思い出します。距離はちょうど20キロ、今のわたしにはちょっときつい距離ですが、ラン・アンド・ウォークでチャレンジです。

 

 ラン・アンド・ウォークとは走りと歩きを繰り返す方法で、からだに優しいトレーニング法だと言われています。今回はラン3分・ウォーク1分のリズムで行くことにしました。

 

 からだをできるだけまっすぐにして、肘を後ろに引くように走ります。からだの上下動をできるだけ抑えて、足にかかる負担を減らします。スピードは気にせず、足音ができるだけしないように走りました。3分走ったら1分休めるので気持ち的にも楽です。

 

 なかなかいい調子でしたが、1時間を過ぎたあたりから走っているときに右足に力が入らず、足を前に出すときにつま先が地面に引っかかる感じがして何回も立ち止まるようになりました。この症状は疲労骨折を起こす前にも感じていたもので、痛みに対する反応なのか、それとも脊柱管狭窄症(以前からときどき症状が出ます)によるものか、はっきりとしないまま様子を見ていました。

 

 姿勢を変えたり、ペースを落としたり色々試したのですが、スッキリしません。ところが、ピッチを落としてゆったりと走るとこの症状が出ないことに気がつきました。もともと大きめのストライドでゆったりと走るのが習慣でしたから、気持ちの上でもこの走り方は楽に感じました。

 

 いまは足にかかる衝撃を減らすためストライドは抑え気味ですが、慣れてきたら、ストライドを伸ばし、ピッチは抑え気味にするのが良いのかもしれません。

 

 ずっと心にひっかっていた課題に解決の糸口が見つかった気がします。今日はここまで走って良かったと思いました。