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大阪で講習会

 昨日は大阪鍼灸マッサージ組合のご依頼で、講習会を開かせていただきました。昨年に開く予定だったのが台風のせいで延期となり、2年越しに開くこととなりました。

 

 鍼灸師・マッサージ師さんのお役に立つように、前半はASTR/筋膜リリースのハンズオン、後半は腰痛・くびの痛みの診たてから治療までをこれもハンズオンでやりました。

 

 スライドはまったく使わず、ほぼ100パーセント手取り足取りの指導なので、説明足らず、指導足らずの部分があったはずですが、皆さん熱心に聞いていただけたようです。

 

 手足の痛みに限らず、くびや腰の問題にも筋肉は非常に多くかかわっています。ですからとりあえずマッサージや鍼をやってみるというアプローチでもかなりの例で効果があることになります。しかし「とりあえず」でやる癖をつけてしまうと、圧迫骨折や椎間板ヘルニアなど、急性期には慎重な扱いが必要な外傷や病気を見逃すことになってしまいます。

 

 それをできるだけ防ぐためには慎重かつ正確な診たてが必要なのですが、痛みが訴えの中心にある場合、症状そのものが患者さんにしかわからないわけで、かなり主観的な訴えをどうやって評価するかが問題です。

 

 今回はその具体的な方法をできるだけシンプルにお伝えすることを目的としました。自分的には良かった!のですが、さあどうだったでしょうか。

 前日は大阪にいる娘とお食事です。街はクリスマス一色です。

 講習が終わるともう夜景色、心地よい疲れを感じながら東京に戻りました。